ルーブリックとは学生の学習到達度を評価するための評価基準を表にしたものです。
レポート課題の採点に通常の採点(点数+コメント形式)ではなくルーブリックを使用することには以下のような利点があります。
- 評価をつける基準があるため、先生が評価しやすい。
- 学生がルーブリックを見ることで評価の理由がわかり、納得できる。
手順1-a: 採点ルーブリックを設定した通常レポートの課題を作成(Ver11.14)
- 1. 教材設定画面を開く
先生権限でコースに入った後、「教材を作成する」から「レポート」を選択 - 2. レポート課題作成画面を開く
タイトルなどを設定し、「テスト作成:問題編集」ボタンをクリックします。
通常のレポート課題作成画面が開きます。 - 3. 課題を作成
「課題」ブロック内を編集し、課題を作成します。 - 4. 採点用ルーブリックを開く
「配点」ブロック内の「ルーブリックを編集」リンクをクリックします。
採点用のルーブリックが別ウィンドウで開きます。 - 5. ルーブリックを編集
開いたルーブリックを編集します。
ここで「採点結果にルーブリックを表示する」にチェックを入れると、学生が採点結果を確認する際にこのルーブリックを見ることができるようになります。
「配点」の値がルーブリックに対応して変化します。 - 6. ルーブリック編集の終了
「保存」ボタンでルーブリックの編集を終了します。
「配点」ブロックの合計点にルーブリックで設定した値が反映されていることを確認します。 - 7. レポート課題作成を終了
「変更を保存して終了」ボタンでレポート課題の作成を終了します。
手順1-b: 採点ルーブリックを設定した簡易レポートの課題を作成
- 1. 簡易用のレポート課題作成画面を開く
先生権限でコースに入った後、タイムラインのアイコンをクリックし、「教材の作成」から「レポート課題を作成」を選択します。
簡易用のレポート課題作成画面が開きます。 - 2. タイトルや課題内容などを設定
- 3. 採点用のルーブリックを開く
「ルーブリックを使用する」にチェックを入ます。
採点用のルーブリックが出現します。 - 4. レポート課題作成を終了
ルーブリックを編集後、「新規作成」ボタンで保存して終了します。
ここで「採点結果にルーブリックを表示する」にチェックを入れると、学生が採点結果を確認するときにこのルーブリックを見ることができるようになります。
手順2: 学生がレポートを提出
- 1. 課題提出
学生権限でコースに入った後、1.で作成したレポート課題を実行し、ファイルを提出します。 - 2. 課題終了
「終了」ボタンで終了します。
手順3-a: 「レポート/記述式問題の採点」から提出されたレポートをルーブリックで採点
- 1. 「レポート/記述式問題の採点」画面を開く
先生権限でコースに入った後、「成績」から「レポート/記述式問題の採点」を選びます。 レポート/記述式問題の採点画面が開きます。 - 2. レポート課題を検索、採点画面を開き、ルーブリックで採点
2.で実行したレポート名を選び採点画面を開いてください。
レポートが一覧で表示され、1.で設定した採点ルーブリックが表示されます。提出されたレポートに対する評価をルーブリックでチェックします。チェックに応じて「点数」欄の数字が変化します。