WebClass の LTIツールの設定方法
WebClassはLTI1.1 の規格で別のツールと連携することができます。LTI連携は、各コースで連携ツールを教材として登録して使用します。
この機能を使用するためには、WebClassのシステムオプションでLTI連携機能を有効にする必要があります。
LTI連携機能を使用するには、まずシステム管理者でシステムオプション画面を開き、LTI_OPTIONを1に設定します。すると、システム管理者の「システム管理」メニューの中に「LTIツール設定」が加わります。この機能でシステム管理者によるLTIの連携設定ができるようになります。
また、システムオプションのLTI_ENABLE_CREATE_BY_AUTHORを1にすると、LTI連携設定をコース管理者がそれぞれ行うことができるようになります。
システム管理者の「LTIツール設定」画面では、連携するツールごとに連携設定を登録することができます。
コースの教材一覧画面より「教材を作成する」を開くと、LTIが有効なWebClassでは「LTIツール」を選べます。LTI_ENABLE_CREATE_BY_AUTHOR=1 に設定していると、ここに「LTI設定画面を開く」リンクが表示され、コース管理者のLTI設定画面を開くことができます。
コース管理者の「LTI設定画面を開く」を開くと、システム管理者同様に連携設定ができます。ここで登録した連携ツールはコース管理者本人だけが使用できます。
登録したLITツールで教材を作成するときは「教材を作成する」を開き、「LTIツール」を選択します。基本設定の「利用可能ツール」で、予め登録しておいたツールを選ぶことができます。
「利用可能ツール」に列挙されるのは、システム管理者が設定したツールまたは、コース管理者が自分で用意したツールだけです。他のコース管理者が用意したLTI連携ツールは表示されません。また、作成済みのLTIツール教材は、オプション設定画面を開いた時にもLTIツールを変更することはできません。